
いよいよ今年も春の到来。
暖かな陽射しに映る木々の色は明るさを帯び、柔らかな風を受けながら歩く楽しみに気持ちも上がります。
自分が思い描く春色は、それぞれに違って見えて、
重なり合う瞬間に咲く笑顔。
自然の恵みに感謝して、大切に過ごしていきたいですね。

今年も曲げわっぱのお弁当箱を取り揃えております。
秋田県大館市で作られた大館工芸社の製品です。
お弁当箱には、ウレタン塗装がなされています。
「無垢の白木ではないと意味がない」ような事を言う方がいますが、
全然そんな事はありませんよ。

長年研究を重ね、秋田杉の持つ風合いや特性を損なわないよう配慮して塗装が施されています。
曲げわっぱのお弁当箱は、冷めてもご飯やおかずが美味しいのが魅力の1つ。
その特性を決して無駄にしておりませんのでご心配なく。
ここで大事な注意点を書きますね。
お弁当箱を使用してから、なるべく早めに洗うのは大事な事ですが、
洗ってから、しっかりと拭いて乾かす事が何より重要です。
例えば、洗う事が出来ても、しっかりと拭いて乾燥する時間や場所がない時は、お家に持ち帰ってから洗う事をお勧めします。
しっかりと乾かないまま蓋をして長時間たってしまうと逆に黒ずみが出るリスクが増えるためです。

おひつは、無塗装の白木です。中性洗剤はご利用出来ません。
また油ものを入れるのは避けて下さい。
おひつのお手入れ方法も書いておきますね。
使い始めは、内側を充分に水で湿らせて乾いた布巾で軽く拭き取って下さい。
この一手間で、ご飯がおひつにくっつきにくくなります。
洗う時は、まず熱めのお湯に5分~10分程度浸して、こびり付きをふやかします。
次にスポンジは洗剤を付けず、おひつの木目に沿って内側、外側を擦ります。
最後が重要なポイントになります。
内側のヌメリが取れましたら最後に、熱めのお湯(80℃~90℃)を全体にかけて、おひつを温めてから、布巾で水気を丁寧に拭き取ります。
この時、火傷には充分ご注意ください。
熱めのお湯をかける理由は、
気化熱で水分がよく飛んで、乾きやすくなるからです。
干す時は、おひつを伏せず、上向きにして下さいね。

お弁当箱や、おひつの他にも色々とご用意しております。
こちらはそば皿です。

こちらは茶筒になります。

こちらは、そば猪口です。
私はの場合、昼はアイスコーヒー、夜にはウイスキーをロックで飲む時にも使います。

最後の写真は、どんぶりになります。
何とも言えない持ち心地が癖になってしまいます。
熱いお料理を入れても大丈夫な作りです。
曲げわっぱの世界は面白いです。
工夫次第で楽しみの幅が、どんどん広がって行きます。
次のブログは、何を書こうかな?
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有限会社 渥美ゴザ屋
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